《ことえり用変換辞書用取り込みファイルの使い方》 !注意!  このドキュメントは、九印氏のサイトに掲載されている変換辞書に関する記載をす でに読まれていることを前提としております。  まだ該当の部分を読まれていない方はそこを先に読まれるようお願い致します。 1、アーカイブの内容について  このドキュメントを読まれている方は、すでにダウンロードしたアーカイブを解凍 されていることでしょう。  まず、今読んでおられるのは、この辞書用ファイルの使用法に関する説明で、他の ファイルはすべて辞書用のファイルです。  なお、辞書用ファイルにつきましては、九印氏が作成なされたATOKなどの為のファ イルを、ことえりで使えるようにちょこっと手を加えただけのもので、内容はまった く同じ物です。 2、辞書用ファイルの使用法  さっそく辞書用ファイルの使い方を説明します。  まず、画面右上のことえり用のメニュー(鉛筆のマーク)から、「辞書ツール起動」 を選択します。  辞書ツールが起動されても、ウインドウは一つも開かれず、画面左上のメニューバー の内容が変わるだけだと思います。  それでは、「ファイル」メニューの中から、「辞書を開く」を選んで下さい。  どの辞書を開くかを問うダイアログが現れます。  あなたが特に辞書等に特別に手を加えたり移動させたりしていなければ、「システ ムフォルダ」の中の「機能拡張」の中の「Apple日本語辞書」というフォルダの中、 という随分奥まった位置に「ユーザ辞書」という辞書ファイルがありますので、それ を開いて下さい。  ユーザ辞書に何語登録されているかを示すウインドウが出てくるはずですが、それ には目もくれずに今度は「ファイル」メニューから「ファイル/辞書を取り込む」を 選んで下さい。  再びどのファイルを開くかを問うダイアログが現れます。  今度は、ただいまダウンロードなさった辞書用ファイルを選んで下さい。そうすれ ばMacが取込みを開始します。  作業が終わると、ウインドウに表示された登録語数が大幅に増えているでしょう。 そうなりましたら成功です。  一度本当に変換されるか試してみるのもいいでしょう。  あとは、「ファイル/辞書を取り込む」を、辞書用ファイルの数だけくり返して下 さい。途中、登録語数が6000を越える辺りで、「辞書を再編成しています……」と表 示されて動きが止まったようになりますが、時間がかかるだけでフリーズしたわけで はないので御安心下さい。  なお、現在の所スタンダード環境で使用可能なエキスパンションとクラシックのカー ドデータしかことえり用ファイルは作っておりません。他のエキスパンションの変換 用データが欲しい方は、後に述べる方法でATOKなどの為のファイルに手を加えて自作 されるといいでしょう。  ところで、このアーカイブ内のファイルをすべて登録し終えられましたら、デスク トップに「辞書ツール作業記録」というファイルができているはずです。その内容を 確認して下さい。  メルカディアン・マスクス内の「@しるばーぐれいどきょうこくのかいたくしゃ」 を読みとしたデータが登録されなかった旨が記載されているはずです。これは、こと えりの読みの字数制限によるもので、仕方ありません。この単語を変換したい場合は、 「@かいたくしゃ」とすれば、変換されます。  それだけは覚えておいて下さい。辞書ツール作業記録は削除して頂いてまったく問 題ありません。  これで、辞書用ファイルのユーザ辞書への登録は完了です。是非、役立てて下さい。 また、作者である九印氏に感想などを送るのもいいでしょう。 3、ATOKなどの為のファイルの改変法    先に述べた通り、このデータはATOKなど用のファイルにほんの少し手を加えただけ のものです。他のエキスパンションの変換データが欲しい方は、以下の改変法をお試 し下さい。  まず、ダウンロードしたファイルを置換機能を持つテキストエディタで開いて下さ い。私はあまり詳しくありませんが、マイクロソフトのWordなど、いろいろあるでしょ う。  そして、そのファイルを置換機能を用いて以下のように変えます。 「^t(タブをこうやって指定するのです。)」を「","」に。 「@」を「"@」に。 「名詞」を「普通名詞"」に。 何故こんなことをするかはやってみるときっと分かるでしょう。(手抜き) あとは改変したファイルを保存し、取り込むだけです。 やってみて下さい。 4、著作権などについて  上で述べたとおり、このアーカイブは自分で作ったなどと言うのもおこがましい物 ですので、著作権などは全て九印氏に渡します。転載などについては、九印氏の指示 に従って下さい。  ただ、このドキュメントの内容に関しては、九印氏に質問しても九印氏が困るだけ ですので、私Vildy(vildy@ext.nnc.or.jp)まで質問して下さい。迅速な返答が行なえ るかどうかは分かりませんが………  それでは、このアーカイブを快く受けとって頂き、また、この辞書用ファイルの元 を作った九印氏に感謝を示し、また、このファイルを用いる人がすべてこのファイル を役立てることができるよう祈りつつ。  読みにくい文章でごめんなさいね。                    2000/1/24                    Vildy vildy@ext.nnc.or.jp                    〜大学の前期試験まであと1ヶ月〜